眼瞼ヘルペス
単純ヘルペスウィルスによる特徴的な水泡性皮疹がまぶたにできます。
ヘルペスウィルスによる皮膚症状は口唇ヘルペスが有名ですが、単純ヘルペスウィルスによる特徴的な水泡性皮疹がまぶたにも出る場合があります(写真1)。
また少し時間がたってかさぶた状になってみられることもあります(写真2)。ピリピリした痛みがあったりまぶたが部分的に腫れたりで、皮疹がはっきりしないとものもらいとまぎらわしく見えたりもします。
単純ヘルペスウィルス自体は子供の時に感染して持っている人が多く、体の免疫状態が落ちた時などに表面化するものですが、特に子供の初感染の際や大人でも時に結膜炎を伴う場合もあります。治療としては抗ウィルス薬の軟膏やのみ薬を使ったり、結膜炎がある場合は目薬も併用します。